夢

手を伸ばせば届きそうな蒼空
其処に夢を描いてみたけれど
背伸びすればする程どんどん離れて行く

悔しくて涙零れた
悲しくて涙溢れた

「叶えたいんだ」
その願いがどれくらい不安を膨らませた？
「無理だろ」
この蒼空一体が灰色に色褪せた

止まらない時の中走り抜けて行く
抱いた不安の行方
空には見つからなかったけれど
流した涙が今日と明日の虹_{（架け橋）}を作ってくれた

手を伸ばせば届きそうな蒼空
其処に「幸せ」を描いてみたら
空色のパレットは「今」でいっぱいだった

嬉しくて笑顔零れた
楽しくて笑顔溢れた

「大丈夫だよ」
その言葉がどれだけの支えになっただろう
「頑張れ」
この蒼空いっぱいの希望に姿変えた

止まらない時の中走り抜けて行く
抱いた不安の答え
空には見つからなかったけれど
零した笑顔が心と心の絆_{（架け橋）}創ってくれた

諦め――
その透明のベール打ち破って手伸ばしてみた
恥――
その透明の壁を打ち壊して声張り上げた

止まらない時の中走り抜けて行く
抱いた不安の答え
空には見つからなかったけれど
流した笑顔が心と心の虹_{（架け橋）}創ってくれた

もっと大きくなる為に
千切れそうな程この手を伸ばす
枯れるまでずっと声を張り上げる

だって気付いた
悔やむ為に此処に居る訳じゃない
大きくなって「夢」
胸張って叶える為此処に居る

「人生」
長そうで短い僅かな時間
神様が与えてくれた大事な時間
少しは大きくなれるかな？

「頑張るよ」
今日も又明日へと足を進める